
小高い丘からの眺め。手前に並ぶ三棟が西山分校だ。静かな里山にふわりと舞い降りたかのような風景。

かつてこの地域は鉱山業が盛んだった。1978年の閉山により人口が流出し、1990年に西山分校も幕を閉じた。※左手の赤い屋根は体育館

かなり緑に覆われている。三棟は奥の渡り廊下で繋がれているらしいが、近寄れない。

サッカーゴールもお手上げだ。

この分校には凄い奴らがいる。
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動物の剥製だ!!どうしてここに居るのだろう。左側のクマさん可愛い。


ちぎり絵で描かれた西山分校。屋根など後で確認すると、確かにこの色合いだった。

松茸はこの地域の名産品。

運動会の道具がまだ残っている。

渡り廊下。

活気のあった水呑場、静かに朽ちてゆく。

廊下もだいぶ腐敗が進んでいる。

音楽室といえば…

音楽家たちの肖像画。ありそうで、なかなか出会えないやつ。


たくさんの椅子や机が残る。当時の賑やかな生活が垣間みえる。
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廃墟美というのは
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思いがけないタイミングであらわれる。
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『変わる廃墟展』の公式カレンダー・5月の採用写真だ。親子のような折鶴。そっと夕陽が射し込む。泰平を願う、そんな一枚だ。
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