白樺湖グランドホテル(後編)

ダイニングルームへ。
ここの椅子は美脚揃いだ。
寒冷地にあり、廃の進みは緩やか。
ゆっくりと朽ちてゆくのだろう。
でろーん、でろーん…
大広間は一反木綿の舞い踊り。
カラオケチケットの伍曲券を発見。
福沢諭吉さんもベロベロだ。
客室でも舞い続ける。
と思ったら。
突然、ガチ部屋だったりもする。
この手の仕業は金属泥棒の類いか。
手慣れてる感がある。
足元がツルツル。
日が当たらない場所は、十分に寒い。
階層によって気候が異なる。
日当たりも良くなってきた。
右手に何か見えるぞ!


半面テニスコートだ!!
驚いたのも束の間。
当ホテルの真打ちは次にある!!!




屋上に室内温泉プール!!
温水ならぬ、温泉という拘り☆
背泳ぎしてる時の視界。
きっと当時と変わらない。
高杯のような灰皿。
燦々と降り注ぐ陽光。
きっと君が現在の当ホテル支配人。
澄み切った空と、白い雲。
冠雪した青い屋根は、どこまでも幻想的。
ここが廃の世界であることを忘れさせる。

Departure

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