玄岳ドライブイン

現役当時は世界最大の定員を持つ120人乗り4線走式ロープウェイを運用していた。巨大な滑車が漆黒の地下空間に広がっている。地下空間を取り上げたサイトは見たことがないので、希有な探索レポートなのかも知れない。

緑の屋根が帽子のようで、昔の教育テレビのノッポさんを思い出してしまった。
肩慣らしに外側を一周し…

中に入ると、かわいい動物たちが出迎えてくれた。
内部も円形の造り。開放感がある。
なんか、さっきまで宴会をしていたみたい。奥にレトロな自販機が見えるぞ。

ロッテ「チウインガム」。ここに来た人は必ず写真に収める人気者だ。

ぐるっと一周した後、厨房らしき場所に入った。CABINの鉄製のゴミ箱が渋い。
この奥に鉄の扉があり
開けると眼下に、トンでもない地下空間が…
暗闇の中に鉄製の梯子も続いている…

降りた後、見上げる。あの滑車はさらに上方にあり、梯子で繋がってはいなかった。
地下空間の暗闇の中、怪しく浮かび上がる巨大な滑車。押すとぐるぐる豪快に回る…。
ここは漆黒の世界だ。ライトによって、浮かび上がる姿にドキッとしちゃう。

向かい側の壁にも梯子が付いていた。途中、光って見えるのは壊れた照明ライト。中間地点にあり、梯子はさらに上へ上へと伸びている。
登ってきた。右の鉄板の土台に移り、背中のコンクリートに手足を当てて…、今までの廃墟巡りで様々な困難に出くわしたが、これは間違いなくトップレベル。

ようやく緊張から放たれ、目の前の視界が開けると…。廃墟の神様はとっておきのプレゼントを用意してくれていた。
椅子とかオブジェみたい‼これを考えた人はセンスあるね☆
さらに屋上へ繋がる穴から、光が差し込んでいる。木漏れ日は廃墟美の演出に欠かせない。

登頂した者だけが見られる屋上からの眺め。高原なので風が凄く強い。伊豆スカイライン(有料道路)が走っている。

緑の屋根も回った。ユニークな造りで、構造上水溜まりが出来やすい。そして、しっかり凍っていた。
ここは1970年に営業停止の後、「地球環境&エネルギー資料館」として利用されたが、これも閉鎖している。ウルトラセブンのロケ地にもなった玄岳ドライブイン。
椅子のオブジェには、まともな階段からも到達することが出来る。1000人いたら999人はここを使う。断言できる。

Departure

気軽に廃墟を堪能できるサイトです。簡潔、かつ読み応えのある構成を心がけます。宜しくお願いします。

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