奥多摩ロープウェイ

奥多摩ロープウェイには駅が二ヵ所存在する。川野駅と三頭山口駅。どちらの駅にも素晴らしい廃墟美がありマニアの間では『関東の聖地』とも呼ばれる。 

緩やかな山道を駆け登ってきた。なかなかの佇まい。この後、大きな衝撃を受けることになる。
秋の木漏れ日が、眩しく優しく、演出している。
ここは、大人のアスレチック。梯子を一気に駆け登り、木製の板が張られた橋を渡ろう。
反則だ。心の準備が出来てなかった。想像の斜め上をゆく光景に暫く戸惑う。
ゴンドラ「くもとり号」
やっと会えたね♪
お客さんがゴンドラに乗り込むまでの登り階段。看板は昭和36年、歴史を感じる。
1962年に事業開始。当初は登山客などで賑わったものの、数年後に奥多摩周遊道路や橋が完成し、ロープウェイ自体が意味をなさなくなった。末期には一日の利用者が一桁になり、1975年から休業状態だという。
竹藪からそよぐ風が心地よい。半世紀に渡り佇むロープウェイ。もう二度と動かない。
この廃墟、見所が尽きない。
エキサイティングなコースも用意されていた。隅々まで探索。
川野駅を終え、三頭山口駅に向かう。ここから車で20分くらい。緑が進路、青がロープウェイ。
こちらはアクセスしやすく、コスプレイヤーやカメラマン数組が来ていた。川野駅に比べると規模は小さめ。
ゴンドラ「みとう号」

屋上へ登ってみた。「くもとり号~みとう号」をつなぐワイヤーは約600m。4分で奥多摩湖を運んでいた。
廃墟というものはいつかは朽ちて崩壊していく。だが、この奥多摩ロープウェイは永遠に幻想の中でその形を保ってほしい、そう思った。そう思えるほどに最高の廃墟美を魅せてくれた。

Departure

気軽に廃墟を堪能できるサイトです。簡潔、かつ読み応えのある構成を心がけます。宜しくお願いします。

1コメント

  • 1000 / 1000

  • ねむねむ

    2018.07.24 20:34

    素敵ですね!ファンになりました❤