キャデラックハウス

元プロ野球選手の江夏豊投手がオープンし、1950年代のテールフィン時代のアメ車が展示してあった。1996年頃まで営業。1999年に競売にかけられたものをオウム信者が落札し、地元の猛烈な反対運動で阻止されたという。バブルとオウムのいわくつきホテルである。
夏は草木が群生する。藪漕ぎをし、やっとの思いで辿り着いた。レンガ造りの豪華で洒落た外観に胸が高鳴る。
1階はフロント、キャデラックミュージアム。M2階はカフェバー。2階は客室、プールラウンジ、ブティックとある。
車の展示場だった場所。当時はキャデラックが並び、壮観であったようだ。今は何もなく、閑散としている。
時はバブルの絶頂、夜な夜な懐の暖かい若者たちが集い、ディスコを踊った。色鮮やかなライトアップで、キャデラックボディーの艶の照り返しも眩しかったに違いない。
唯一残る壁画。光の届かない場所にあったためか、妖艶なオーラを放っていた。
赤絨毯の敷かれた螺旋階段から二階へ。
右手奥のブティック部屋に入ると、住人がいた。



クマさんだ。今日は友達も来ていた。他のブログでもしばしば登場する、マスコットキャラクターだ♪
こんな部屋でも一万円後半~二万円半ば取っていた。バブル期は理解不能だ。それでも客は殺到し、キャンセル待ちが続いたそうな。
M2階にあるバー「セビル」
大人の社交場らしく、モノトーンで統一された静かなカウンターだ。
※以上、パンフレットより
バブルを知らない身としては、最盛期の様子を想像することが難しい。しかし、全てのことは、バブル崩壊と共に失われた記憶として漂っていた。

Departure

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