東港丸

まるで、「ハウルの動く城」のように行く度に停泊場所が変わる不思議な廃船。神出鬼没で出会えるかどうかも運次第だという。なんとロマンを感じる廃墟ではないか。写真は正面で、以前は立派な船首があった。


本当にこの船は伝説の東港丸なのか。見た目が変わっていたため、最初迷った。
でも、後方に名前を確認。

それでは
出航だ。
驚いた。中央に深くて広いスペース。クレーン船特有の資材置き場だ。
ワクワクしてきた。運転室へ向かおう。
現役の頃はアンテナがくるくる回ったのだろう。夜の海は真っ暗だ。随所にライトが見受けられる。
なんて力強いロープ。
船員室へ。
一見、ここが船の中には見えない。奥はガスコンロ付きのキッチン。フライパンがぶら下がっている。2008年8月のカレンダーがあった。
トイレにお風呂。
海洋船特有の丸窓がたまらない。航海している気分になってきた。船首の方へ行こう。



再び甲板、良い眺めだ。広い資材置き場…フットサルが出来るんじゃないか。
右の縁から船首へ。落ちないよう注意だ。
熟練のクレーンおじさん。
壮観だ。
巻き上げ機は錆びて、回転盤も固着している。もう動かないのかな。
巨大アームにご挨拶して、航海を終えた。

調べたところ、この東港丸は邪魔らしい。港が忙しくなる度に、あちこちに引っ張って停泊させとくようだ。漁港関係者に船首について聞いたら「あれは邪魔だから切って、別の船のに取り替えたんだよ」と言われた。
今夜は大海原を旅する海賊の夢を見よう。未経験ジャンルの物件は無条件に心躍る。


Departure

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