デトロイト廃墟群(中編)

ここはギリシャ正教会の教会。最近までロシア系マフィアの縄張りだったというから恐ろしい。さぁ、中編の幕開けだ。
二階奥の窓辺には昔、パイプオルガンがあった。金属を始め、金目のものは全て持ち去られている。

今は骸骨が神父さんだ。聞いた話だが、廃墟の教会で結婚式も最近はトレンドらしい。
このままホラー映画で使えそうなピアノ。
待機室。衣装がそのままだ。
この船は何を意味するのだろう…。異国に来たんだなって思う。

では
学校へ
1929年に開校。当時は最新の設備を揃え、デトロイトの裕福なご子息たちが通っていた。
人がいなくなると、廃墟になるのはあっという間だ。
屋内プール。底が傾斜になっている。
謎のスペース。
ここも。一体何があったのだろう。
そして、この部屋も不思議だった。底もかなり深い。
あのプロペラ回ったら吸い込まれる。そんな映画あったような。
そして、学校と言えば…
体育館だ。
子供たちの賑やかな声は、遠い昔。

しばらく
ぼーっと…
デトロイトにも夕暮れがやって来た。そろそろ帰ろう。夜は危険すぎる。
もうすぐ出口だ。
振り返ると椅子が一脚、こちらを見つめていた。賑やかな場所が廃墟となると、一気に寂しくなるものだ。中編はこれで終わり。後編は、自動車工場とエンジン工場を探索する予定だ。

Departure

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