新山本造船所

1978年頃に閉鎖。隣接する宿舎跡と工場跡は既に撤去済み。この造船所の本体もそろそろ解体されそうで、今回が最初で最後の訪問となりそうだ。
白い猫に誘われるままに
草むらを抜けてゆくと
そこは新山本造船所。白猫がまだこちらを見ている。もう大丈夫だ、ありがとう。
初めての造船所、やっぱり広いなぁ。
螺旋階段とトラック。
みんな静かに余生を送っている。
トイレを写すかどうか。あえて避けるブロガーもいる。しかし、これほど日常を帯びた空間もないだろう。グッと現実に引き戻すアクセントだ。
まるで信号のような色の並び。当人たちはまるで意図していない所が、心憎い。
鉄を操るのは、大変な作業だ。
クレーンは静かに眠る。
いつ終わるとも分からない、長い時を過ごしている。
ここから海まで、目と鼻の先。出航の日は、さぞ晴れがましかっただろう。
奥にも建物が
とっても気になるけど、そろそろ行かなくちゃ。
産業構造が様変わりし、日本の造船所が次々と姿を消した。会社は生き残りを懸けて、依願退職を募ったそうだが、ほとんどの社員は応じなかったという。
戦後の経済成長を力強く支えたのは、このような場所で働く、鉄くさい男達のドラマでもあるのだ。

Departure

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