日本特殊鋼鉄管大湊工場(後編)

階段を登った先。巨大な空間が広がっていた。
下を覗く。
超慎重に進む。
落ちたら、タダでは済まない。
通路も所々で崩落。左側、外に出られそうだ。
最初に見上げた風景を、今度は見下ろすことになろうとは…。
ここから、屋上へ這い登る。今日は本当に体力勝負だ。

森のど真ん中、見晴らし抜群。
点在する穴、やばいって。
ここは、きっと解体されないだろう。長い年月をかけて、自然に風化して行くのかな。
何度も見ちゃう。
最後にあの煙突を見て帰ろう。



何故か自転車。最盛期は800人以上の従業員が働いていたという。現役の頃はどんな風景だったのか。今は、想像もつかない。
1945年8月。終戦と共に大湊工場も閉鎖された。この巨大煙突は生き証人だ。
言わばお国のために、戦争のために作られた煙突と大湊工場。戦後60年を越えて、尚も深い森の中で息づいている。

Departure

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