モーテル北陸

1963年に開業。日本で最初に開業したモーテル式のホテルである。「ニッポンの廃墟」等の書籍にも取り上げられ、日本の廃墟ブームにおいて全国的に知られる存在になった。
モーテルとは車で乗り付け、そのまま部屋に直行出来るホテル。オーナーがアメリカ全土をドライブした経験から、車社会を予見して開業したという。
※蜂の巣…つくづく冬で良かった。
脆弱な階段を慎重に上り…



二階。客室を見てみよう。
廃墟としてかなり熟成の域である。
実は凄まじい雨だった。ここに辿り着くまで結構迷った。屋根に叩きつける雨音が、乾いた音を立てる。
あっ…
仲良しなティーポットさん…
誰かが置いたのだろう、小粋だ。
日本語の下には英語の標記。オーナーのグローバルな視点が垣間見える。
ダイニングルーム。レトロなテレビが絵になるよ。
さらに部屋は続く。廊下の奥では、遠く一番星のように何かが光っている。
それは、ドアノブの穴から注ぐ光。そして風格を備えたテレビが、じっとこちらを見据えている。
※このホテルは全てカラーテレビだという。開業時期に世に普及し始めたので、オーナーの心意気が感じられる。
渡り廊下から、さらに奥の部屋へ。
完全にオープンスカイな部屋になってるぞ。雨が尋常ではなくなったので、再び屋内へ引き返す
ここは複合施設で、モーテル以外にも様々な施設が周辺に点在していた。それらを手繰るようにして、何とかここに辿り着いた。
アメリカ全土を旅したオーナーの夢。
廃墟となって尚、生き続ける。
夢は枯野を駆け巡る。
Departureも枯野を駆け巡る。いやもうずぶ濡れだ。雨の中の探索は記憶に残る。深い林の中をザクザク帰ってゆく。

Departure

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