紀州鉱山

和歌山の山奥に眠る巨大鉱山跡。採鉱は奈良時代から始まり、東大寺の大仏建立にも献上されたという。1934年から1978年の閉山まで、大規模な採掘が行われた。
選鉱場建物は1982年に解体されたが、コンクリート柱だけの、古代遺跡のような遺構が残されている。
当時の写真だ。今とは全然様相が違う。坑道で採掘した銅などを選別する工場が広がる。24時間操業をしていたので、不夜城とも呼ばれていた。
今は石の土台のみが残る。
地面に赤茶けた残留物。
不夜城の夢の跡だろうか。
再び、当時の写真。工場の脇にのびるインクライン(勾配鉄道)は現在でも残っている。
頂上が見えてきた。
巻き上げ用ウインチだ。鉱石を積んだ車両をワイヤーで引っ張っていたのだろう。かなりの力持ちさんだ。
なんて壮観な眺めだろう‼
すっきりと晴れた青空に感謝しなくちゃ。
もう一つ
サプライズが待っていた
満開の桜 ft.巨大シックナー
当時は満面の水をたたえ、グルグルとかき混ぜることにより、ろ過作業を行っていた。
直径40m、深さ3.5m。
中央に茶色い円柱がちょこんと顔を出している。会いに行ってみよう。
なんだか、モンスターみたい(笑)
この鉄骨はどんな役割を担っていたのかな
シックナー内部は土砂が堆積し、緑も繁茂している。40年ですっかり様変わりだ。
ここは、人々から忘れられた場所。この満開の桜を見る人は、きっともう居ないだろう。
時おり風が強く吹き、花びらが舞う。
目の前に広がる幻想的な風景は、いつまでも心の中に残り続ける。








Departure

気軽に廃墟を堪能できるサイトです。簡潔、かつ読み応えのある構成を心がけます。宜しくお願いします。

0コメント

  • 1000 / 1000