立川変電所

正式名は旧日立航空機立川工場変電所。1938年に作られ、航空機のエンジンを生産する軍需工場へ電力を供給していた。
生々しく残る銃撃の跡。
実際に戦時中に米軍の飛行機から受けた機関掃射の跡なのだ。
元々この辺りは軍需工場が立ち並んでいた。
1945年2月17日ヘルキャット戦闘機、4月19日はムスタング戦闘機による機銃掃射。同月24日にはB29 100機の編隊による空襲により被災。隣接する工場は大破したが、変電所は大きな被害を免れた。
当時のままに残る建物。
数少ない貴重な戦争遺構である。
今、周辺は長閑な公園である。家族連れが思い思いに余暇を楽しみ、平和を象徴するかのような光景が広がっている。
小さな女の子が吹いたシャボン玉が飛んできたぞ。
戦後は1993年まで使用された。長きに渡りご苦労様でした。近々修復工事も行われるらしい。
定期的にボランティアの方々により、一階内部が公開されている。
戦争遺構は個人的に大変興味がある。
余談であるが最近「特攻の島」という漫画を読んだ。回天という特攻魚雷の話。
平和な日常の中にある非日常。
生きることには、常に謙虚でありたい。
確実に減りゆく戦争体験者。
物言わぬ戦争遺構が新たな語り部となる。

Departure

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