
変わる廃墟展2025(東京&名古屋会場)において、Departureが展示しました中から、全16枚を簡単なキャプションを添えて、ご紹介致します。

目を凝らすと向こう岸にうっすらと見える主塔跡。以前は橋が架かっていましたが、流されてしまい途中までしかありません。昔は鉱夫たちが利用していたようです。

早朝の朝日に包まれた広縁。遠くでは漁船がゆっくりと通過していきます。思い入れのある一枚です。

ほんのりと湿気を帯びた早朝は、対象が美しく映えるゴールデンタイム。滅多に人はやって来ない小さな遊園地にやってきました。

理科室に残された石膏像。新しく芽生えた命とまるでヒソヒソ話をしているような、そんな場面でした。

天空の大浴場。ペンキ絵のような風景です。盟友のDrone_Japanさんに「いいね☺」と言ってもらった一枚です。

自然に飲み込まれる造船所。戦前から続いた歴史にも、ついに幕を下ろしたそうです。

木造二階建て校舎の二階です。随所で天井からの光は一階まで達しており、この先は進めません。最も好きな小学校の一つでした。

「他の出展者の方が、階段下から構図を出す」予想は当たりました。こちらは上から構図です。

偶然会った出展者の方々に「何じゃこりゃ」的なツッコミを頂いた一枚です(笑)遠くで河童が見ています。元々はお湯がこんこんと湧き出るものでした♨️

廃消防車。頭上の木からは沢山の銀杏の身が降っていました。天気にも恵まれ、車体はキラキラと輝いていました。

建物は天井から朽ちてゆく、を具現化するような光景。早朝の眩しい朝日が射し込んだ教室です。

二階の部屋からの眺め。屋根の崩壊は止まりません。今はどうなっていることやら…。

見た時「えっ」てなりました(笑)

海に突き出すトロッコレール。奥は生簀になっているらしいですが、もはや行くことは叶いません。

一斉を風靡した有名なストリッパー(一条さゆりさん)もここで演じたとのこと。その方の晩年をニュースで見た時には不思議な気持ちになりました。

かつて子どもたちが駆け抜けた廊下。床の苔が美しく、足ざわりはまるで絨毯のようでした。

ご覧いただき有難う御座いました!
コメント