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ねずみ色の廃病院 

片田舎にポツンと残るネズミ色の廃病院。RC造2階建ての細長い建物。消化器系を専門に診ていたようだ。

1970年前後頃に建設されて、1990年初頭に閉院。外観からも随所でガラスが割れ、朽ちているのが目に取れる。

内部もネズミ色。

胃検診御案内。当時の最新式をうたっている。

少々の残留物。

千羽鶴だ。きっと物語が沢山詰まっている。

無機質な廊下を往く。

残されたケビント棚。物はだいぶ片付けられたようである。

続・殺風景。

レントゲン室。独特の緊張感は今も残る。

地下へ。

浴場だ。入院病棟も備えた醫院、きっと近隣にはお世話になった方々も多いはず。

二階へ。金属の手すりが無いのは…盗難なのだろうか、といつも勘ぐってしまう。

錆びれた風景が飛び込んできた。この醫院は廊下推しだったのだ。

再び振り返る。…いい廊下だ。

この先は屋上。踵を返す。

いずれくる解体の時、惜しみ懐かしんでくれる人が一人でも居てくれたら、この醫院もきっと嬉しいに違いない。そんな思いでここを後にする。

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