
絶景一望閣は茶臼岳中腹、標高1,050mに位置する5階建ての大型ホテル。2011年4月にリニューアルオープンし、「天然温泉美人の湯と創作料理の宿」を謳っていたが、2016年に閉業した。

静まり返るフロント。中央では椅子が無造作に積み重ねられている。

大浴場。

広いお座敷。

無機質な空間。階段を上ってゆくと…


おっ!

さるかに合戦だ。

「キッズスパ」と読める。どうやら家族風呂のよう。


もう一つかわいい家族風呂。

このコアラ、どこかで見た顔だ。

完熟の廊下。

最上階までやってきた。地下があるはずだ。行ってみよう…
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地下にはゲームセンター。


懐かしい人には堪らない。古いゲームセンターは童心をくすぐる。

懐かしい昭和のゲームが並ぶ。貯まらなく好きだ。
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実はここがメイン。

閉業してから一定期間、あるアーティストさんがアトリエとして 一室を借りていたのだ。



圧巻だった。

廃墟に描かれた絵は、「グラフィティー」とも「落書き」とも呼ばれる。後者には「けしからん」という意味合いが多分にある。

ここは合法的に名のあるアーティストさんが描いた場所。紛れもなく「アート」である。


今も活動されているアーティストさん。いつか展示にも足を運んでみよう。
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