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都井岬グランドホテル

都井岬は国定公園で、国の天然記念物に指定されている野生馬が120頭ほど生息している。岬周辺では複数のホテルが廃業しているが、その中で最も目立ち、最も有名なのが、この都井岬観光ホテルである。 

営業は1970年から2000年。最大収容人数277人、五階建ての大規模ホテルで、中高生の修学旅行先としても利用されていた。

広間には馬糞トラップが多数。ここは馬の避暑地にもなっているのか。

客室を巡ろう。

何故かゲーム機やビデオが散在している部屋。

107号室。きっと都井岬を描いたんだろう。無味乾燥な部屋が多い中、この部屋は異彩を放っていた。

突き当たり。奥にさらに建物がある。

ぴょん。道がないのでジャンプ。遠くでは馬が懸命に草を食べている。

別館の上に立っている。都井岬のパンフレットに風光明媚という言葉があったが、今日はまさしくその通りだ。

別館の中へ。落下したコンクリが重厚だ。

Bar。

宴会場。

斜面に建てられたので採光がバッチリだ。

地下の浴場へ。

浴室にも糞。馬が日光浴でもしたのかな。

一旦外へ。このホテルは複数棟で構成されている。

最上階へ。地面に白い馬の被り物があり、ビックリした…。

様々な冠婚葬祭に使われた、思い出いっぱいのホテル。

再び、突き当たり。

登頂。

この奥にはレストラン。

絶句レベルの壊滅的な荒れようであった。

窓脇の水溜まりに雲が流れ、風で白いカーテンが揺れている。
都井岬は野生の馬を間近で見ることが出来る希少な場所だ。草をボリボリ食べる音が実にうまそうで未だに耳から離れない。ボリボリ…

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • あきら より:

    はじめまして。
    ただの通行人です。
    ここは「都井岬観光ホテル」ではなく、「都井岬グランドホテル」になります。
    1987年に友人たちと宿泊しました。
    都井岬観光ホテルの母体は宮崎交通でしっかりしていたので、同社が経営から手を引いた後、大阪の会社が名前を「都井岬ケープホテル」として経営していましたが、やはり閉館。
    跡地は串間市が買い取り、現在はグランピング施設が出来ています。
    都井岬グランドホテルは個人経営みたいなもので廃業後、経営者の行方も定かでないのて取り壊しも行われず、今も廃墟となったままです。
    突然失礼致しました。

    • SAM より:

      あきら様。
      コメントありがとうございます!調べたところ確かにこちらは「都井岬グランドホテル」で、早速更新致しました。1987年にご宿泊ということはもう30年以上前ですね。感慨深いです。この度は正確な情報を教えて頂きありがとうございました。また何かお気付きがあればお願い致します。

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