
少し斜面を登り、小さな林を抜けた先…噂に聞いていた森の廃洋館が見えてきた。


とても大きなお屋敷だ。戦前から続く豪商の屋敷で、2000年頃まで使用されていたと聞く。

4階層からなる見事な和洋折衷建築で、大広間、屏風や掛け軸や日本人形を飾った和室、ハイカラな調度品などが残っている。



有名なあの応接間へ向かう。

まず左手の小部屋へ。


なんだか、撮影のためのセットみたいだ。何らかの手が加わった跡がみえる。

さぁ、隣の応接間へ行こう。
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持っていた昔の画像と何度も比較してみる。

何故ならば、以前見た写真では立派な椅子やテーブルが並んでいたからだ。だいぶ様相が異なる。やはりなんらかの手が入ったのだ。



どこまでが当時の物なのか。そして、他はどこから来たのだろう。


とはいえ、念願叶ってこの場所に来られて、嬉しいことに変わりはない。

余談になるが。2019年10月27日。テレビでこちらの洋館が特集された。
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そこで
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驚くべき事実が…
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ここの正式名称は旧由良邸。ご主人は戦前の豪商であり、どうやら海軍大将の山本五十六と親交があり、この屋敷にも数回招いたことがあるそうなのだ。
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そして
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そして
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太平洋戦争開始に関する、重大な会議もこちらで開いた可能性があるというから驚きだ。場所はきっとあの応接間だろう。

ご子孫の方が地下等を調べると、相当高級な調度品も地下には眠っていたらしい。やはりここは歴史のある格別な場所なのだ。

諸事情を鑑みるに、もうこの場所へ行くことは叶わないだろう。日本の歴史の一ページに少しだけ触れたのかも…と考えると、今でも気持ちは高ぶって仕方がないのだ。

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