【お知らせ】廃墟のカフェRUINSで展示パネルリレー 詳細はこちら!

日本BE研究所(桑原研修所)

1971年設立。行徳哲男なる人物が開発した「人間開発・感性のダイナミズムを取り戻す4泊5日間の山中訓練」を行う研修施設だった。著名人も幅広く参加し、1999年に閉鎖されるまで、550回、延べ1800人以上がこの訓練に参加したという。ちなみに「BE」とはBasic Encounter(集団心理療法/マインドコントロール)

荒廃が進み、生い立ちや不衛生っぷりから探索者の中で評判はすこぶる悪い。

期待されてないというのは、実はすごいアドバンテージなのだ。加点していくしかない。入り口にグラフィティー、一気にテンションは上がる。

「ほんとにあった!呪いのビデオ」で紹介され、けっこう有名な場所でもある。

規則正しく整列した椅子。企業研修や自己啓発セミナーなども頻繁に行われていた。

こじんまりとした浴場もある。

一階の中央には鉄製の扉で閉鎖可能で、光の全く入らない修行部屋があると聞く。廃墟後は落書きも凄まじくカオスと聞くが…。



それでは



行ってみよう

光、入ってます。

天井が崩壊し、懐中電灯もいらない。なんだか拍子抜けだった。

螺旋階段から二階へ。

この絵のタッチはよく見かける。また会えたぞって感じだ。

人里から離れ、自然に囲まれた立地だ。

壁の黒い斑点はなんだろう。閉鎖されて20年にしては風化が激しい。霧に包まれ易い山中にあるためか。

屋上へ。心霊スポットとも言われるけど、今回も何もいなかった…。



視線を



感じる…

屋根の上からじっとこちらを伺っている…。





それは可愛い猫ちゃんだった。びっくりさせてゴメンね。

ここは荒れるに任せている。もう長いこと人が訪れた形跡もなく、あるのは流れない時間だけだった。

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