
別名「OHK市場」とも呼ばれる円形状の廃墟。1969年に農協が子豚市場として開設し、利権が県に移るなどを経て、2005年閉鎖に至る。

余談であるが、ブルガリアの共産党ホールを思い出した。

この柵の中に、子豚たちがいたのかな。

競りというと、市場で威勢よく声が響き合うイメージだが。

食肉においては機械による入札が、一般的である。

ではそっと、屋内へ。

あ、動物が…。

それは豚ではなく鹿だった。なんか悲しげ。

セリ場だ。


この先に豚たちが、並んで座る。


ではなくて、人間が座る。

このレールにのって、子豚は運ばれてくるのたろう。

この場所で入札をし、

電光掲示板に数字が並んで、


2番の方、落札です!

この器具はなんだろう。気になった。

少し憂いを帯びた廃墟。

ぽっかりと空いた穴からは、きれいな青空が広がっていた。
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