
通称「Z美術館」 全和鳳(チョン・ファフォン)という美術家の作品を展示していた。住宅地の中にありながら、全体が蔦に覆われインパクト抜群。朽ち果て具合が凄まじく、屋根に崩落物が落下する等で、近隣住民は迷惑している。

ん!?様子がおかしい。

屋上にプレハブ小屋があったはずだが、見当たらない。
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プレハブ小屋が
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あったときの写真
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私の大好きなサイトの一つ『古都コトきょーと』さんから画像をお借りしました。https://syasin.biz/ ←こちら


ついに、解体が始まったのだ。

自らを封じ込めるようにガッチリと閉ざされていた入り口が…開いている‼


秘密のベールに包まれていたZ美術館。横壁がラスボスの顔だ。
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一階をすっ飛ばし、二階へ。


足場が組まれている。作業がどれ程進んだのかもワカラナイ。

残留物が見当たらない。足元は至るところに穴。

三階へ行こう。

踊り場が危険だ。

愛知の廃墟「髑髏塔」を思い出す。

三階、最上階だ。

この頭上にプレハブ小屋があったはずだ。謎は深まるばかり。


三階からの眺め。1995年頃から廃墟化し、多少とも奇異な目で見られ続けてきた。どんな物にも記憶と歴史はある。そんな美術館もついに幕を下ろす。
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