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ニコイ高原の廃墟 

ニコイ高原の廃墟は、1970年代に頓挫した未成リゾート開発物件。飛騨の山中に三角屋根のロッジや、大型のコンクリート土台などが残る。

総面積502万㎡の土地に総工費70億円を投じた大規模な計画だったという。

土台の上に登ってみよう。

とにかく巨大。ここは350名以上収容できる建物になる予定だったという。

三角屋根のロッジに行ってみよう。

こちらはモダンなレストランの予定だった。

森の中にあり廃一色だ。因みに熊出没地帯、熊鈴、クマスプレー、爆竹を持参している。

この先にチョットいい景色が待っていた。

ピンクに色付いた花。そばには白い花も慎ましく添えられている。

左手に見えるのはカウンターだ。

おそらくこの場所が食事スペース。硝子張りの開放的な空間、完成した姿が見たかった。

二階へ登る階段を発見。

レストランを一望できた。愁雨の中、辺りは静まり返っている。

入り口には残されたショベルカーがあった。今夜も静かな夜を一人ぼっちで過ごす。

レストランに別れを告げ、名物ニコイ大滝へ。

とても歩く距離ではなく、車で移動…。

そして山道を往く。この先に浅見橋とニコイ大滝が残っているはずだ。

ズンズンズン…

心許ない橋…。

滝見橋到着。ニコイ大滝を展望する長さ100mの橋。結構朽ちていて赤錆が目立つ。

ニコイ大滝。普通に迫力があってかなり良かった。観光地として場所はチョット遠いが…。

さらに進むと本日のクライマックスが待っていた。

ニコイ大滝トンネル!!延長134m、幅高さ共に2m程度と聞く。思ったより穴は小さめでテンション爆上がり!!

途中から素掘りになり、蝙蝠がビュンビュン飛び交う。ゲジゲジ等の虫がいないのは幸い。

隧道内階段もあり、ドラクエ感満載だ。

うほっ!

ついに新世界。ドラクエ的には格段に強いモンスターが待っていそうな。

これ以上言葉はいらない。大満足の一日だった。この先に実は鍾乳洞もあるらしいが、時間の都合で帰途につく。

※実はこの場所は一度雪のために断念している。言葉通り「雪辱」を果たしたのだ。

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