【お知らせ】変わる廃墟展2022 展示作品の紹介は こちら!

八戸漁連

2002年に約130億の負債を抱え倒産してからも、長く廃墟界に名を轟かせてきた八戸漁連。1970年代から続く歴史に終止符を打つ。

赤いカマキリ達が一休みしてる。重厚な三階建てコンクリート建築は伊達じゃない。

とは言え、工事はだいぶ進んでしまったようだ。かなりこじんまりとしている。

少し、入ってみよう。

なんだか落ち着く空間だった。

もう、十分に生きた。こちらの心配をよそに、清々しささえ感じる。

Xデーは確実に迫っている。なだれ込むコンクリート。

機械たちは沈黙している。

隣の小部屋にはグラフィティー。2018.12.31とある。わりと最近だ。

目に映るものは用途不明だが、確実に必要とされていた時はあった。長い間お疲れ様でした。

ぐるりと回る。瓦礫の量から察するに、相当大きな建物だったのだろう。

足元からは仄かに砂ぼこりが立ち上がる。最近まで生きていた証だ。

実はここに来て解体を知った。ショックだったけど、諦めも早かった。

廃墟とは、この世にひとたび現れる幻想に過ぎない。

最後に会えて良かった。2019年の夏のことである。

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