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釜石鉱山

明治から国内産業を支えてきた日本屈指の鉱山。1993年に大規模な鉄鉱石の採掘は終わり、長い歴史に幕を閉じた。2007年に近代化産業遺産に認定されている。

釜石鉱山は、廃墟という観点では有名ではない。工場などの施設が、全て解体されてしまったからだ。

ここには巨大な工場があった。赤い屋根が特徴的で、夜は作業の灯りで幻想的な景観を作っていた。土台のコンクリートが神殿のようにそびえ立っている。

現在は観光地でもあり資料館(入場料は300円)もやっていた。

当時のものだろうか。広い敷地に建物が幾つか残る。

手前は巨大なシックナー(内部は埋め立てられて野原となっていた)。

こちらも巨大な工場施設(銅選鉱場跡)。近くには広い空き地もあり、大きくて立派な学校があったという。今は何も残っていないが、資料館では運動会や授業風景などの映像も見られた。

銅選鉱場跡は自然に阻まれているため、神社を経由する。ここの神様は昔から釜石鉱山を見守ってきたのだろう。

近づいてきた。

てっぺんに近い場所に到達。久しぶりの人間に、驚いたハトが数羽飛び出してきた。

見下ろす。あの白い建物が資料館だ。

こうなったら、てっぺん目指そう。

到達。


北国の澄みきった空気に包まれている。そして静かだ。




さらに



進むと

採鉱課事務所の跡地だ。

直進した先のトンネル。二つ前の写真、左手に曲がる線路を進むと…

怪しい洞窟。この白いモヤはひんやりしていた。冷房がガンガンに効いたお店の入り口のよう。今回は踵を返す。

※資料館にあった地図。青いルートを通ってきた。昔の釜石鉱山がいかに栄えていたかが分かる地図だ。

資料館で見た当時の映像は見応えがあった。町内のお祭りでは神輿が練り歩き、学校の運動会では沢山の父兄が応援に来ていた。活気に満ち溢れていた。

ここもまた戦後の産業と共に歴史に幕を閉じたのだ。当時の市井に思いを馳せる。

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