1972年に最後の住民が下山し無人となった奥多摩の廃集落。民俗学の柳田国男氏が滞在したことでも知られる。山の神の分岐までやって来た。峰集落までもう少しだ。
途中、切り株に酒瓶が身を寄せ合うように立っている。峰集落に向かう登山者が必ず目にするポイント。
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目印の神社が、見えてきた!!
手前は貯水槽。時期によっては蛙がメッチャいるらしいが今はいない。かなりの水深だった。
右から日天神社と読む。小さな造りで、今は物置小屋も兼ねているようだ。
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実は峰集落の家屋は全て完全倒壊している。今回は当時の足跡を探す旅。
む!…電化製品と見せかけて、コテコテのコンクリート製。竈門だろうか。
何だろう。半世紀前の様子が想像つかない。それほど人々の生活は大きく変わったのだ。
おっ、色々あるぞ。
出たぁ~、足踏み式の脱穀機!!ここに来る前にある程度予習はしている。車輪に手を触れるとクルクル軽やかに回り、ちょいと感動☆
確かにここには人々の生活があったのだ。
煮炊き用の大きな鍋がひっくり返っている。当時は大活躍していたんだろうなぁ。
まるで宝探しのようだ…すごく楽しい。
一つ一つにストーリー性を感じる。意味のないものなんて、一つもない。
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そして、この峰集落の
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主にも会うことが出来た!!
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このホラー映画に出てきそうな人形さんだ。峰集落に来た人はみんなご挨拶してる。
さらに奥へ。
瓶や陶器は土に還らない。半世紀以上経ってもこうやって残っているのは凄いことだ。
これも予習で知っていたバッグだが、何となくひっくり返してみると…
STOP 横断中!!この山中にて、これは活躍することはあったのだろうか。今日は色々想像しっぱなし。楽しいぞ。
この長い棒は物干し竿かな。
この石垣など、重機を使わず手作業で作ったんだろうな。子ども達も手伝っていたりして。
さよなら鍋。
さよなら靴。
さよなら何か。
帰り際。三本の年季の入った丸太が立てられていた。ここが正式な集落の入り口だったのだろうか。
ふと周囲を見遣れば深遠なる山々。厳しくも優しい自然に囲まれた生活がここにあった。
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