昭和48年に竜串ハイランドホテルとしてオープンしたが、昭和末期に閉鎖。平成2年にヴァンガード竜串としてリニューアルオープンするも、2年後に閉鎖した。
ホテルへ続く道は自然に還りつつあった。
このアーチを潜った先。
ヴァンガードがあらわれたのだ!!とにかく巨大。どう攻めるか嬉しい悲鳴だ。
車。かつて、あの道を軽快に走っていたのだろうか。
今は静かに眠る。
一歩踏み入れると内戦さながら。サバゲーで使用されたBB弾が散乱している。
逃げ惑う一般人。
自分も、いつ撃たれるか分からない。
魑魅魍魎と出くわすかも知れない。
このゲームコーナーの奥には何かがいた。ハクビシンか何かだろうか。
一階と二階を素早く探索。気分は007。
一人だと時間が濃厚。そして気は抜けない。
よしっ、あの階段で一気に上まで行こう。
さらに上へ。
最上階に辿り着いたぞー。
プールバーになっていた。ビリヤード台の顔色が心配だ。
窓なんて残っていない。ここの気象条件は相当に厳しい。
展望スペースの先までゆく。遠くに見えるは足摺岬。見晴らし抜群だ。
気持ちいいけど、風が強くて帽子が飛ばされそうになる。
さらに階段を発見。
貯水槽の上に立てば登頂だ。
凄い風だ。この巨大な廃墟はこれからどうなるのだろう。山頂から人々の生活を見守っている。忘れられた空間は今宵も静寂に包まれる。
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