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摺沢発電所 

岩手県一関市にあった水力発電所。1918年に発電を開始し、1975年に廃止されたという。右の古い木柱に摺沢発電所の文字がかろうじて残る。

右手の川は澄んでおり、大きな魚の影も見えた。

あぜ道を進むと見えてきた。発電所の他に当時の社宅なども残っている。

発電所と事務所を兼ねた建物の前に到着。昔は学童の遠足先にもなっていたそうだ。

白い標識…

「今日も無事故で」やはりここは発電所。

扉から中を覗くと…

ピアノやテレビが見える。廃止後は倉庫として使用されていた節がある。

いざ、

摺沢発電所の内部へ!

構造美を感じる造り。アーチを描く大きな窓が特徴的だ。

奥には木製の梯子。年季が入っている。

天井に届かんばかりに伸びている。

大きなお酒の瓶は、半世紀前の宴の跡。

「日光水車」の文字。

粗大ごみは整然と脇に寄せられている。規律が保たれている感じだ。

それでは事務所の内部へ。

ちょうど陽が射してきた。

奥には立派なピアノ。鍵盤に指を触れたら確かに鳴った。また弾いてほしいのかな。

ここは時間がゆっくりと流れている。

この空間も唯一無二。素敵な出会いに感謝。

帰り際、あるものが目に付いた。

それは神棚。そう言えば発電所ではよく見かけるものだった。本来の用途を終えた場所で、神様は今もひっそりと見守ってくれている。

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