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日窒鉱山

通称「ニッチツ」。廃墟としては、あまりに有名。学校や住宅や病院などが注目されるが、今回は鉱山に焦点を当ててみる。

ニッチツとの出会いは数年前に遡る。気づけば毎年来ており、それだけ奥が深く、派手さはないが魅力的な場所なのだ。

敷地は広い。けっこう歩く。

途中、斜面を下ると怪しい洞窟が待ち受けていた。

赤茶色の泥水が流れる。昔、ここを突っ切ったが、深い泥沼が随所にあり足場も乏しく大変だった。

少し離れた場所には美しい滝。誰も来ない場所で水音が響き渡る。

しばらく進むと、このような場所に着く。右側のコンクリートを覗くと…。

深い。底は水が溜まっていた。

鉱山には洞窟があることが多い。ここニッチツもそうである。

一つ入ってみよう。

ずっと進むと岐路があり、まずは右へ。コンクリや木片が点在している。と、その時…!

何かいる。恐らくイタチの仲間。写真の奥にうっすら見える。数匹おり逃げる素振りもなく、こちらの様子を伺っていた。

やっと突き当たりに到着。

梯子があったが先は鉄板で塞がれていた。

岐路まで戻り今度は直進。

空洞があり、かなり狭い。見上げると光。

ダイヤモンドのようだ。屈んでぎりぎり通れるかどうか。



体をねじる。



肩は通るが、腰がつかえる。



ズボンのポケットの異物がつかえる。



ネジ巻きの釘のように再びねじる。

マリオのように出てきた。

緑生い茂る季節は、ここを覗き込むに留まった。少しだけ全容が明らかになった。

ニッチツは広い。先を急ごう。

頼もしき仲間たち。今日は総力戦。

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