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永ノ島炭鉱(後編)

森の中を進んでゆくと、右手に巨大な洞穴。

さらに、獣道を進むと朽ち果てた遺構が、あちらこちらに顔を見せる。

人々の生活の跡が伺える。





360度が森の中



急斜面も多い



そして、ようやく小道を見つけた

方角的には合っているはず。誰も上陸しない無人島は人跡未踏の地へと還りつつあった。

やっと…船上から確認した巨大遺構に辿り着いた~‼

この場に立った時の感動はひとしおだった。たまに小雨が降る。しっとりと雨に濡れるコンクリート。

そこに根付く樹木。感心してしまった。

あのヘリに座って小休止だ。

時おり船が通る。この辺りは牡蠣の養殖が盛んで、筏が組まれている。

愁雨に咲く花。美しい。ここに来る人間なんて、まずいないだろう。

この遺構もホッパーのようだ。真下に行ってみよう。

永ノ島は事前情報が少なかった。故に、心の準備が出来なかった。

丸一日ががりの探索の最後にこの光景。胸が震えた。

まるで宇宙戦艦のよう。

この四角い穴から、小型の戦闘機がひょいひょい出てくる。やっぱりスターウォーズだ。

周辺にはこのようなトンネルが幾つもあった。最初に発見した巨大な洞穴の先も、この辺りに繋がっていた。

川南造船所という、今はなき有名廃墟。そこの神様がここに引っ越したのかな。そんな事を考えながら進む。

自然と融合したホッパーの中には

んがーと口を開けた茶色いレンガさんがいた。つぶらな瞳が可愛い。

長丁場の探索であったが、十分すぎる収穫。永ノ島の大冒険は一生忘れない。


おわり

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