田んぼの中にポツンと残された廃工場。
元々は留萌鉄道の本社だったが、1971年から日本ケミカルコートの社屋に転用された。2004年頃には廃墟としての言及が見られる。
2階建てのコンクリート建築で、煙突もあるようだ。
入ってみよう。
奥に何かが大量に積まれている。
よく見ると薬品容器やキャップだった。
半開きのドアから、二階へ階段が見える。凄く興奮する光景だ。
登ってみよう。
元々は赤い屋根があったという。
全てなくなり、青天井の状態だ。
暖房だ。冬は雪に覆われるのだろう。
夏は藪に囲まれ接近困難となる。春にやって来たのは正解だった。
カラフルなタイル。お手洗いかな。
インパクトある文字がうっすら残る。
特筆するものはなかったが、ささやかな冒険があった。ここもあと何年持つのか、無への回帰は確実に進んでいる。
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