【お知らせ】変わる廃墟展2022 展示作品の紹介は こちら!

新山本造船所

1978年頃に閉鎖。隣接する宿舎跡と工場跡は既に撤去済み。この造船所もそろそろ解体されそうで、今回が最初で最後の訪問となりそうだ。

白い猫に誘われるままに

草むらを抜けてゆくと

そこは新山本造船所。白猫がまだこちらを見ている。もう大丈夫だ、ありがとう。

初めての造船所、やっぱり広い。

螺旋階段とトラック。

みんな静かに余生を送っている。

まるで信号のような色の並び。当人たちはまるで意図していない所が、心憎い。

鉄を操るのは、大変な作業だ。

クレーンも静かに眠る。

いつ終わるとも分からない、長い時を過ごしている。

ここから海まで、目と鼻の先。出航の日は、さぞ晴れがましかっただろう。

奥にも建物が

とっても気になるけど、そろそろ行かなくては。

産業構造が様変わりし、日本の造船所が次々と姿を消した。ここの会社は生き残りを懸けて、依願退職を募ったそうだが、ほとんどの社員は応じなかったという。

戦後の経済成長を力強く支えたのは、このような場所で働く、鉄くさい男達のドラマでもあるのだ。

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